築地書館から出版された「オーガニック・ローズ358 私が育てたおすすめの無農薬バラ 梶浦道成+小竹幸子(編)」を記念して、アンケートに参加した方々も含めて、お会いする機会がありました。北は北海道、南は鹿児島まで、様々な場所から皆さんが集いました。
私は、なんだか場違いだし、緊張してしまいそうで、ご遠慮しようと思っていました・・・が、友だちから「もったいないよ、行ってきなよ!」と言ってもらったので、勇気を出して、えいやっと参加メールを送ったのでした・・・。
オフ会はとっても久しぶり。
10何年かぶりです。
以前、お会いしたことがある方もいたけれど、ずいぶん月日が流れているから、不安でドキドキ・・・。
私はこの本で皆さんのお顔や、私の好きな感じのすてきなバラをお育ての方を密かにチェックしていたので、あ、あの方だ・・・!などと一人密かに、ミーハーに・・・。(喜)
そんな中、10何年かぶりにお会いした、ぽっとさんやyoshieさんにホッとさせてもらいました。お二人とも、お若くてオシャレ!そして懐かしいToto&Bebeちゃんに会ってさらにホッ。Toto&Bebeちゃんはほんとに変わらなくてうれしい。
会場で、yukikoさんをお見かけし、思い切って声をかけさせていただいたら、noriさん…!と言っていただいて、思わずハグ!!感動でした。私が無農薬でやってこられたのは、yukikoさんのお蔭なのですから・・・。
私の虫のページに今も残している言葉です。
「今年から使わないようにしようと思っても、芋虫の大量発生などでくじけた時もありましたが、「庭造りの愉しみ」のyukikoOさんの言葉、『辛抱強く農薬を使わないで庭を営んでいると不思議とこの子達(害虫)の数は減っていきます。』にとても励まされ、1999年の秋から、化学農薬を使わずにやってこれるようになりました。」
この1999年の秋に、yukikoさんのこの言葉に出会っていなかったら、今の自分はないのです。本当に感謝です。そして、この時に悩んでいた、ホソオビアシブトクチバは、無農薬にもかかわらず、本当にその後、全く大発生していないのです。
また、この本(358)の83ページのkajinyさんのコラムにも大きくうなずいてしまいました。
『アブラムシやチュウレンジバチの幼虫は、海の何かに似ていると思いませんか。 そう、餌となってたくさんの生命を支えるオキアミやアジやイワシの大群のようなもの。「害虫」扱いするなんて、人間の勝手な発想かもしれません。彼らは自然界において食物連鎖の一環を担う大切な存在です。』
・・・ほんとにそうだな、と思います。たくさんの生命を支える存在とは、偉大なものだと思います。これらを全滅させようという考えは間違っているように思います。
また、『そしてバラをはじめとする庭の植物たちも、ただおとなしく被害にあっているだけではないのではないかと思うようになりました。』 『そこに集まるたくさんの生き物から、栄養満点の糞や屍をしたたかにいただいているのです。やがてそれらは微生物に分解されて土に還り、貴重な養分となってバラたちを養うようにちゃんと仕組まれているのですから。』
生命のある庭と、生命のない庭。植物だけが美しく茂っている様子は、大人にとっては、最高に美しいものなのかもしれませんが、子どもたちは、ほとんど全員が、虫のたくさんいる、生命に溢れた庭が好きなはずです。そして、私たちもみんな子どもだったのです。よくわからないですが、大人になって、なにか大事なものを置いてきているように思います・・・。
それから思い出しました。この集まりで、自己紹介の時に引用しようと思っていたセルフ・・・
虫の本をたくさん出版されている小田英智さんのお言葉です。「アリマキ観察事典」のあとがきにありました。
『・・・ただ自然は、特定の生物だけが、ほかの生物をおしやって、世界をひとりじめにすることをゆるさないようです。そして、より多くのいろいろな生物で、地球がみたされることをのぞんでいます。・・・』
私も、ほんとうにそうだな、と感じます。

卓上には渋谷園芸マリポサさんの
センスのいいブーケが飾られていました。
白いバラは「ピエール・パルファン」とてもよい香り。
大きな窓から銀杏並木が見える、青山の
royal garden cafeにて。

ドリンクはおかわり自由。
おいしいワインでした。
スパークリングのお酒もおいしかった。

そして料理が、ものすごくおいしかったのです!
自分の、てんこ盛りのお皿が美しくないので
写真を撮り損ねていて残念!
写真の左に見えているのがサーモン。
ディルやケーパーなどがあしらわれていました。
その隣はピンチョス風かな。
楊枝?がおしゃれにさしてあるサンド。
中は生ハムとルッコラかな?
バターなのかマヨネーズなのか?オリーブオイルかな?
ソースが、フォッカチャ風のパンにしっとりと塗ってあり
バランスよくて美味しかったです。
その隣はレバー風のパテ。
ハーブが効いてとてもおいしい。
この手前に小さなフランスパンをカリッと焼いた
ものが並びました。載せて食べると美味。
鶏肉のロール状に巻いて切ったもの。
柔らかい豚肉の煮込みの厚切り肉
シーザース風のサラダ
ホタテとジャガイモのクリーム煮
これもおいしかったな〜。
カリッと焼いたチキンをトマトなどの野菜と煮込んだもの
トマトソースのパスタ
これも旨味たっぷりでおいしかった!
私は初めての人とお会いする時は、緊張して、本当はおいしく食べられないのです・・・。ところが、食べ始めたらおいしさに我を忘れ、おかわり、おかわり・・・。
デザートは、ブラマンジェ風のもの、
それからタルト、だったかな。おいしかった。
あと珈琲?をしみ込ませたようなケーキ。
これもおいしかった〜。
ワインともよく合って、大満足でした。
そのあと、各自持ち寄ったプレゼントでビンゴ大会。本にサインをいただいたり、自己紹介を聞きあって、とてもたのしい一時でした。
2次会はおいしそうなスイーツのお店とのことでしたが、残念ながら帰ることに。せっかくの大都会、青山だったのに、どこにも寄らず帰ってきました・・・。 でも、田舎の私の家から、1時間かからずに着くのです。 また友だちと行ってみたいなと思いました。
ビンゴで選ばせていただいた紙袋の中身は・・・。

バラの実生苗!
実は私も発芽させたことはありますが、
なかなかうまく育てられませんでした。
今回はがんばります!

そして手作りの堆肥、草木灰、銅のネームプレート、
そしてニゲラの種♪ うれしい〜!
大事に使わせていただきます。ありがとう。
そしてニゲラの種♪ うれしい〜!
大事に使わせていただきます。ありがとう。


お隣に座らせてもらったミョンちゃん♪
とても素直で明るいお人柄で、
くつろいだ時間を過ごすことができました。
お庭は「花のまちかどコンクール」で大賞もとられている
とってもおしゃれなお庭。お料理教室もされていて、
ブログにもおいしそうなお料理が。
手作りの花瓶をありがとう♪
卓上ブーケのジャンケンでは負けてしまったけど、
種をいただいたり、この花瓶までいただいてましたね・・・
ありがとう♪

帰りにご一緒させていただいたsorayukiさんはハーブの達人。
クレイ付の手作りハーブパック、いただいちゃいました♪

みなさん、ほんとうに、たのしい一時をありがとうございました。
築地書館の社長さまも、すてきな一筆をありがとうございました。
『生き物のにぎわいのある庭を』
と寄せてくださいました。